「タジン鍋」って聞いた事ありますか?
最近、主婦や若い子の間で流行りつつあるそうです。
「タジン鍋」とは、モロッコでいうじっくり煮込んだ肉や野菜のシチューの事で
その煮込んだシチューを作る鍋を「タジン鍋」というのです。
形も変わっており、三角帽子のような鍋のふたになっており、背の高いふたには
蒸気が抜ける穴がありません。
水が貴重な砂漠地方で煮炊きするのに適した鍋になっているようですね。
ではなぜ今日本人に人気が出てきたのか。
それは、この鍋で具材を炊くとガスの火力とうまい具合にかみ合って
水が水蒸気になって三角帽子の中を循環して食材に降り下りる。
それが食材そのものの旨味を引き出し栄養も逃がさないというのです。
炊き上がるとそのまま食卓にも運べて、見かけも日本の鍋に比べると
とてもアンティークで楽しい気持ちにさせられます。
鍋自体は浅いので吹きこぼれに気をつけなければいけませんが
これからの寒い時期に、いつもと変わった食卓を囲んでみてはいかがですか。
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